今回は、「マンガでぐっすり!スタンフォード式最高の睡眠」を読んでみました!
前回は別の本で睡眠について学びましたが、もっと学びたいと思ったので、もう一冊、気になる本を読んでみました。
皆さんは「長く眠ること=最高の睡眠」だと思っていたりしていませんか?
時間をとっていっぱい寝れば睡眠の質は改善されて、よい生活が遅れると思っていませんか?
実は、睡眠は長く取ればいいというものではありません。
8時間ぐらいの睡眠は必要だみたいな風潮がありますが、これには個人差があって、6時間で大丈夫な人もいれば、8時間ぐらい寝ないとダメな人もいます。マッキンゼーで活躍された赤羽さんは確か本の中で睡眠は6時間ぐらいと言われていたような。。。(ちょっとはっきりとは覚えていません。。)
では、睡眠にとってなにが大事かというと、量よりも質です。質の高い睡眠です。
「質の高い睡眠ってどうすればできるの??」
って皆さん思われたと思います。
この本では、その質問に対して、具体的にどのように睡眠を取れば質の高い睡眠が取れるかが書いてあります。しかも、スタンフォード式というだけあって、その説明に対して科学的な根拠とかも結構書いてあって、信頼性もありますし、勉強にもなります。
良質な睡眠を取って快適な生活を送りたいという方は絶対に読んでみるべき本だと思います!
それでは、この本のまとめと感想を書いてみたいと思います。
Contents
スタンフォード式 最高の睡眠
睡眠にしか果たせない「5つのミッション」とは
この本では、睡眠にしか出来ないこととして5つ取り上げられていました。
- 脳と体に「休息」を与える
- 「記憶」を整理して定着させる
- 「ホルモンバランス」を調整する
- 「免疫力」を上げて病気を遠ざける
- 「脳の老廃物」をとる
このご時世、皆さん関心があるのは「免疫力」ではないでしょうか。
そうです。コロナです😅
極端なことを言うと、もしコロナウイルスを持ってしまったとしても、免疫力が高ければコロナの症状が出ることもないわけで。
睡眠が乱れると、上に書いてある項目の1つの「ホルモンバランス」が崩れるようです。
で、ホルモンバランスが崩れると、免疫の動きまで乱れる様です。
予防接種を受けても、しっかりとした睡眠が取れていないと予防接種の効果がないって報告もあるみたいですね。
この本を読んでて、改めてしっかりと睡眠を取ろうと思えましたね。
あとは、やっぱり勉強している身からすると、「記憶」も気になりますよね。
でも、これは皆さんも色んなところで聞いたことあるんじゃないかなぁと思いますし、経験あるんじゃないかなと思います。
暗記物は寝る前にやったほうがいいってよく聞きますよね。
脳の中では、睡眠中に情報が海馬から大脳皮質に移動して、長期記憶として保存されるみたいですね。
ですが、ここまでは皆さんも聞いたことあると思います。(海馬とか、大脳皮質はおいといて。。。)
この本では、記憶に関してもう一つ興味深いことが書かれていました。
脳は睡眠中に「不要な情報」や「思い出したくない情報」を削除するということもやっている様です。
「寝ると嫌なことも全て忘れちゃう!!!」
みたいなことを言ってる人をたまに見かけますが、そういうことだったんですね。笑
なんか、嫌なことは忘れやすい性格なのかなと思っていたのですが、研究結果からも寝ると嫌なことを忘れられるというのが証明されているというのは初めての情報ですごく興味深かったですね。
改めて、睡眠の大事さを実感しました。
睡眠は量より質
「じゃぁ、今日からいっぱい寝よう!!!」
って思っていっぱい寝ればいいってもんじゃないんですよね。
それに、そもそも睡眠時間って簡単に増やせない人も結構いますよね。
この本では、睡眠の質をあげる方法として、「黄金の90分」というキーワードで説明されています。
人はノンレム睡眠とレム睡眠を90分サイクルで繰り返していると言われています。
その中でも大事なのが、最初のノンレム睡眠の90分と言われています。
ここで深い睡眠をとることができれば、たとえ睡眠時間が短くても、自律神経やホルモンの働きが良くなるので、質の良い睡眠を取れるというわけですね。
最初の90分
では、どうすれば最初の90分の睡眠の質が上がるのか。
キーワードは「体温」です。
理想的には、寝る前数時間はパソコンやスマホを触らずに、頭ではなにも考えず、眠くなったら寝るというのが理想ですが、忙しい社会人なんかは特に難しいですよね。
そんな忙しい方達でも自分でコントロールできるのが「体温」です。
皆さんも朝方のうちは体温が低くて、昼から夕方にかけて体温って上がっていきませんか?
私の実家では、夕方に熱がなかったら風邪が治った判定をしてました。笑
これは、おじいちゃん・おばぁちゃんが言ってたことなんです。
たぶん、科学的な根拠とかはなくて経験からそう言ってたんだと思います。
今本を読んでて、懐かしくなってちょっと書いてみました😄
話を元に戻すと、人は覚醒している昼間は体温が高くて、夜から朝方の眠りに入っている時は体温って下がるようになってるんですよね。
ということは、眠るためには体温は下げといたほうがいいわけです。
体温を下げる方法としてオススメなのが「入浴」です。
「体温を下げるのに入浴???」
って思った方は結構いると思います。
入浴で体温は上がってしまいますが、体温は上がった分だけ余計に下げようとする性質があるようです。なので、いったん入浴して体温を上げといて、下がったところで寝るというのが理想のようですね。
入浴するタイミングは寝る1時間30分前ぐらいまでがいいようです。1時間前とかに入浴すると、まだ体温が下がりきらずに覚醒した状態なので、寝付けにくくなるようですね。
もし、仕事で遅くなってそんなに入浴から睡眠までの時間が取れない場合は、シャワーで済ませてあまり体温を上げないようにすべきですね。
それでは最後に、いつもの読書チャレンジシートです。
読書チャレンジシート
この本を読んだ狙い
- 睡眠に関する知識を深める
- 同じテーマの違う本を読むことで新たな視点から学ぶことができる
読んでよかったこと、感じたこと
- 眠りはじめの90分の重要性を再度理解
- おじいちゃん・おばぁちゃんとの思い出を思い出せた
この本を読んで、自分は今から何をするか
- 眠りはじめの90分を意識して行動する
- 入浴は毎日する
- 難しければシャワー
- お湯に浸かりたいという欲望に負けない。時間がない時はシャワーで済ませる。
3ヶ月後に何をするか、どうなっていたいか
- 睡眠で悩むことはなくなっている。